劇団東京都鈴木区 朗読劇 キミが、No.1

at 座・高円寺2
☆ 2016.10.09 (日) 開場 14:00、開演 14:30
♡ 2016.10.09 (日) 開場 16:30、開演 17:00

2016年わりと行っている気がする朗読劇・イベント。
基本キャスト興味でとはいえ、満足度はどれも高いんだよなー。

会場は高円寺の座・高円寺2。
思った以上に綺麗な箱でびっくり。

今回は役入れ違いの ☆・♡ それぞれ千秋楽を鑑賞。
共通するところも多いので感想はまとめてでいきます。ネタバレ多分に含みます。


あらすじは以下の通り。

ある雨の日。事故で最愛の恋人を失ってしまった主人公。
平凡な日々に訪れた突然の孤独のなか、工業高校時代の先輩が現れ、こう告げる。
「その恋人、蘇らせてやる!」
──1年後。
呆然とする主人公の前に現れたのは……命を落としたはずの恋人、
……の、
………サイボーグだった。

「鈴木区のくせにクッソ泣けんだけどwww」と話題を呼んだ作品が朗読劇となって復活!
“すこし、ふしぎな、ラブコメディ”を、どうぞお耳でお楽しみください。

出所:公式サイト http://suzuki-ku.jugem.jp/

メインの2人、好実とイットの関係性が☆と♡では逆転し、加えてそれぞれ人間型の先輩が変化。

☆公演では好実が人間、イットがサイボーグ。
☆公演はひたすらかな恵ちゃんの演技が素晴らしくて。
終盤パート、生前と同じように話すイットに対する好実のひとことずつが本当に刺さるというか。

♡公演ではイットが人間、好実がサイボーグ。
♡公演はイットの先輩が稲田さん演じるサイバー先輩だったけど、稲田さんマジでやりたい放題すぎるでしょw
☆の後に見たということもあって、流れが分かっているところもあるけど、それでもやっぱり同じところで心が揺さぶられるんだよなあ・・・。

見ていて明らかにアドリブみたいなパートはそこまで多くなかったとは思うけど、遊園地のパートは面白かった!
☆でわりとひどい目にあっていた人間ティーカップに、♡ではかな恵ちゃん自らおかわりするとは・・・!
正直このパートのためだけに DVD で見返したいところはあるよね?
このパートは特にオーラスの♡がやりたい放題だったなー。というか稲田さん自由すぎるw


改めてになるけど、とにかくかな恵ちゃんの演技にひたすら感動。
そして、♡でのまじーのある意味での人間臭さみたいなものが☆を先に見たことによって映えるというか。
2者を2つの視点で見たからこそ、感じるものが違ったり、それでも同じように感じるものがあったような。

1時間という長すぎず短すぎずの時間で意識が離れることなく見れたし、もちろんそこには演技の力みたいなものもあるけれど、本当に行ってよかった!

特に舞台はナマモノのレベルが他のイベントと比べても高いし、行ける限りは実際に行ってというのが良さそう。
というか、行かないとほぼ後悔しそう。というのが今回の実感。

あと今回強く思ったのは 距離感って大事だなー と。
たまたま2公演とも前の方で見れたけど、近ければ近いほど熱の感じ方も違うかも。
俯瞰で見ることの良さもあるけれど、あくまでも感じたいのは役者の全身からでるモノなので。

舞台の感想はあらすじを理解していないと共感は得られにくいけど、こうやって残しておこう。
キャスト重視にはどうしてもなってしまうけど、今後もできるだけ行きたい!
ホント満足度の高い朗読劇でした。

Tweet などまとめ

こぼれぼれぼれ

改めまして

伊藤かな恵『ひとまず!!』